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東京ストリートコーナーズ“ロジヨコライブ”レポート

3月7日 @千代田区立内幸町ホール ”内幸町ホール音楽祭「街と人と音楽と。」”

出演ミュージシャンは以下のみなさんでした。詳しくは当日配布したプログラムをご覧ください。    

 ついにこの日を迎えてしまいました。ほんの思いつきでエントリーした企画コンペに採用され、準備・練習を重ね本番を迎えました。私達KFNの勝手な思いつきや願望を叶えていただくためにたくさんの方々にご尽力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
 といことで、始まってしまいました。ステージにたどり着くまでにたくさんのドラマもありました。そのあたりの話は改めて。最初に登場はアンサンブルゆきの皆さん。総勢12名で参加してくれました。邦楽の「「上方唄」「地歌」つまり古典が私たちグループの演奏のホームグランド」 とのことで、今回はオーボエ、バイオリン、ビオラの洋楽器を交えた形で登場です。
 ロジヨコらしからぬ皆さんと思いきや、代表の阿部幸夫さんはなごみま鮮果の開店以来の常連、縁側ライブの影のプロデューサーであります。堂々の演奏で今音楽祭の芸術性を高めていただきました。

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 芸術性が高いといえばこちらのアフロガイダンスファミリィの皆さんも忘れてはなりませんね。意外に幅広いのですよロジヨコは。
 「私たちは、西アフリカの民族楽器パーカッション“Djembe(ジェンベ)”を使って、伝統音楽や、オリジナルを交えて演奏する、リズムパフォーマンスの団体です。」うんうん、代表の白井さん貫禄ありますねー。「人と人の繋がり、音と音の紡ぎ合い」あらためて聴き惚れました。

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 続いてはムーアです。永江亜樹さんとムタ改めムーにゃんのユニットです。愛を歌う亜樹ちゃん、サラリーマンの悲哀を歌うムーにゃん。ムーにゃんはヒーローになれたのか?

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 ステージ上でジャンベを演奏しながら歌う亜樹ちゃん、テーマは愛です。この日のためにオリジナルの書き下ろしを創ってきてくれました。内幸町ホールが一つになった愛の歌声、感動した人もたくさん。
 歌の内容といい、ファッションといいヒッピームーブメントの歌姫降臨でした。やっぱり、亜樹ちゃんはネグリルに向かうのか!! 

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 さて、今回のこの音楽祭のテーマは「街と人と音楽と。」です。音楽が世代を超えた多くの人々をつないで、街の魅力やそこに住む人々の文化を伝えていけたら良いよね。その触媒にKFNや商店街などが担っていけたらと考えています。
 そんなロジヨコライブを脇で支えるキーマン達から、皆さんへご挨拶と応援メッセージをお願いしました。まずは自らもロジヨコミュージシャンの若林教授(Mr.Poul Wakabayashi)から、「誰もが参加できる音楽祭、次はあなたが出演する番かもしれません」
 続いて、神田一番街商店会・半田さん「商店街に新しい風が吹いています。今後もロジヨコライブをよろしくお願いします。」、千代田区和泉橋出張所・門口所長「千代田区は働く人々の街です。音楽を通じてもっともっと輝いてください」、神田紺屋町青年部・中村部長 「ロジヨコの地元神田の魅力を磨いていきましょう!」ロジヨコライブは始まったばかり、皆さんもプレーヤーに!今後もよろしくお願いします。

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 どんどんいきます。続いて登場のロジヨコオールスターズ。いつもはソロ活動をしている個性派アーティスト達がバンドを結成!?たった3回の合同練習!ついに本番結果はいかに!!
 で、最初はハチローさんのボーカルからスタートです。ホールのPAスタッフの腕もあってか、はたまた、皆の気合いが入ってか、今夜の歌声は素晴らしかったですね。そうそう、こだわりのアコギもしっかり鳴っていましたよ。

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 ロジヨコオールスターズではそれぞれのソロ活動を紹介しつつ、各楽曲を盛り上げるコーラス隊を編成。いつもとは違うアレンジでコーラスもばっちり!?チームワークの良さを見せましたね。

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 やってきましたロジヨコメドレー。ここでは、それぞれのアーティスト達の楽曲をDJ形式で紹介する企画です。DJ役はもちろんゲンジさん。「ロジヨーコのー」のジングルが耳について週末を過ごした観客が多かったとか。
 メドレートップバッターはシンガーソングライター・イヌジマヒロコさん。「なげやり行進曲」エポックメイキングな名曲、皆で歌おう「やめたやめたもうやめたー明日なーんてこなくていい!」ロジヨコの歌姫は今日も行く。

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 続いては、今や千代田区内の幼稚園・保育園の卒園シーズンには欠かせない歌になりつつある「プレゼント」を、元祖縁側ライブ歌姫ユリさん(IT&W)が歌っちゃいます。艶やかですが宝塚ではありません。ごく稀に問い合わせがあります。(うそです。)

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 今回のロジヨコオールスターズ企画はこの方のご苦労なくしては成し得なかったほど大変な作業を行ってくれたDJゲンジさん。今日発覚したのがゲンジさんのDJは「どうしようもない(D)、冗談ばっかり(J)」とのこと。どうりで寒いは滑るは。
 ゲンジさんのロジヨコに集うおっさん達への暖かい思いがいっぱいこもった「ロジヨコのオヤジ達」さあ聞いてください! Here We Go!、One more time!「ロジヨ〜コの〜」熱かったです。

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 そうそう練習のときに「今日の音楽祭は全て俺がもらう!」と豪語していた日高展裕さんはどうだったのでしょうか?実は、今日もMCを務めてくれました。それもスーツ姿で!皆さんにも見せたかったー。
 そんな彼の今日のハイライトはロジヨコオールスターズ最後の曲「キズナ」で登場。練習の成果もあって、ステージパフォーマンスは文句無くナンバーワンでした。本当に日高さんが全て持っていったーと一瞬思いました。が、音楽祭では皆輝いていたので次回のリアル一人までヒーローはお預けです。

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 本当はコノ人が全部持っていったのかもしれません。アンサンブルゆきの阿部先生とその仲間達。今回は私”かんりにん”たってのお願いで参加してもらいました。原曲では三線と二胡が弾いているパートを、三味線とオーボエ、バイオリン、ビオラで奏でてくれました。
 たった1回だけのセッションだからこそ、その場にいてその空気を共有できる喜びがひとしおなのでしょう。そんな気持ちにさせてくれました。無理難題に答えてくれた皆さんありがとうございました。これだからライブはやめられない。次の企画を考えなきゃ。

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 本当に今日は盛りだくさん。続いてTaiga(アイダタイガさん)率いる木霊の登場です。彼らは神田の地下室に生息しています。一年中、蚊と戦いながら「かろうじて住めるスタジオ」で世界を変える準備をしているのです。 

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 彼らの音楽も独特の世界観があって、Taiga、タカシ、ソウチャンの3人がきっちり役目を果しながら音を積み上げる作業をしているよう。繊細かつ力強い旋律、躍動感が伝わるリズムに吸い込まれていく観客の皆さん。そんな曲でしたが、Taigaさんいわく「次も暗いのやります」とのこと。 今日あたり、もう少し語って欲しかったなー。

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 さあいよいよファイナルです!あの”神田夏フェス”でもトリを飾ってくれた神田地域では超お馴染みの「ラクーンドッグ」です。
 いつもほのぼのとして、メンバーそれぞれの個性をうまく引き出した編成には脱帽です。今日はなんと11名での演奏でした。さすが、神田須田町2丁目町会文化部!

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 みなさん楽しそうに演奏していますよねー。本当に輝いています。すばらしいことですよね。町内に音楽を楽しむ集いがあり、幅広い世代の人がともに楽しめる、それも東京のど真ん中で。東京は冷たい町、人と人の交流なんて無いと思っていましたが誤解でした。特に神田地域は温かい人情としっかりとした地域コミュニティが存在します。
 ぜひ、将来に渡っても維持して欲しい人と人のつながり。音楽がその役目を果していけたら良いですね。

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 名残惜しいですが、無事終了ということで記念写真を撮りました。今日に至るまでご協力いただいた方々、神田地域の方々、ホールのスタッフのみなさんにはわがままばかり言いましたが全て受け入れてくださいました、ご来場者のみなさん雨の中来ていただきました、参加いただいたミュージシャンのみなさんこれに懲りず、またやりましょう!本当にありがとうございました。 ロジヨコライブは永遠に(当面はかな)不滅です!今後もよろしくお願いします。

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<写真と文 by かんりにん>
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